ドッグトレーナーとトレーニング
やっとここで本題?!ですね。
今回もたくさんのドッグトレーナーの人たちにお世話になりました。
もちろんホストファミリーの人がコンタクトを取ってくださったおかげです。
以前の旅では、町中の愛犬家と犬たちの現状を知る事が中心でしたが、
今回の旅はもっとドッグトレーニング・ドッグトレーナーさんたちの仕事を見ることが
できればと思い計画したものでした。
今回の旅で出会ったドッグトレーナーさんは全部で6人。
皆さん優しく私を迎えてくださりトレーニングを見せてくださいました。
本当に感謝です。
ドイツのドッグトレーナーさんたちが、トレーナーと名乗るまでの経緯や経験の積み方、
トレーニングの考え方など、色々伺いましたが、
トレーナー側の意見や考え方が大きく反映された文章となりそうなので、
その部分は割愛させていただきます。
今回注目すべきで皆さまにお伝えしたいのは、ドッグトレーニングが行われていた時間・トレーニングの内容、参加者・参加犬の様子です。
ドイツの秋は既に寒く、夕方も早く暗くなります。
そんな状況下、18時開始や19時開始は当たり前。
ナイターで外でやります。
仕事終わりの時間をドッグトレーニングに使うんですね。
姿勢が素晴らしい。
トレーナー側もそのニーズに応えているわけなんですね。
内容も厳しい服従訓練から、よくご存じのアジリティ、
オヤツを匂いで探すゲーム感覚のものまで多岐にわたりました。
犬たちは大きさ別、年齢別、トレーニングの目的別に集められグループレッスンです。
犬種も多岐に渡り、愛犬家たちも老若男女問わずです。
ドッグトレーニングに参加するハードルが低いところがポイント。
みなさん気楽に楽しんでいるわけですね。
でも気軽に楽しんでいても、ハイここまでです!と、
トレーナーさんが声をかければ愛犬をしっかり呼び戻しおとなしくさせます。
オンオフの切り替えがとても上手でした。
ここの部分が日本の愛犬家の方たちに私が強く伝えたい事につながります。
端的に言ってしまいますが、オスワリ・フセ・オイデぐらいはできて当然なんです。
もっと上を目指してください。
必ず目指せます。
犬には普通の人達が思っているよりも多くの事ができます。
テレビに出てくるようなスーパードッグじゃなくて、
「あなたの家のわんちゃん」にその可能性が必ずあります。
自分の愛犬を信じてくださいね。
番外編 ~私の愛犬にできた友達~
彼女にも友達ができました。
ホストファミリーの孫の少年です。
広い公園によく一緒に外にでかけ、大好きなボールで遊びました。
一緒に走りました。
彼はリードがうまく使えなくて彼女に引っ張られ少しすねていました。
一緒に添い寝をして子供番組やサッカー中継を見ました。
彼女に水やご飯を用意してくれました。
エマライン(エマちゃんの意)といつも呼びかけ、とても可愛がってくれました。
仲良くしてくれてありがとう。
彼を寝かしつけるのはなぜか私の仕事となりました。
子守歌を1時間歌い続けました。
私にとっても彼は大切な友達です。
今回も、とにかくドイツ人の温かさに触れて涙を惜しみなく流した旅となりました。
少しでも今回の旅で得た経験を皆様に還元できたらと思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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